Vans,Timberland,Lee・・・VFコーポレーションがファーフリーに!
VFコーポレーションが国際的なFur Free Retailer(ファーフリーブランドプログラム)に加わりました
VFとそのブランドによる、アニマルウェルフェアへのコミットメントを強化する発表
ノースカロライナ州グリーンズボロ 2017年11月28日-#VFCORPISFURFREE: ライフスタイルに合わせた衣服、シューズ、アクセサリーを扱うブランドの中で世界的なリーダーであるVFコーポレーション(以下VF)は、Fur Free Alliance(毛皮に反対する国際連盟)と手を組み、Fur Free Retailer (ファーフリーブランド)プログラムに参加しました。Fur Free Allianceは40の動物保護団体からなる国際的な連盟です。
Fur Free RetailerとしてVFはファーフリー製品への取り組みを強化し、自社のファーフリーの方針を公表しています。その方針はVans®、The North Face®、Timberland®、Wrangler®、Lee®、Napapijri®、Smartwool®などVFの20以上のブランドに適用されます。VFは今年自社として初めての動物由来原料についての方針を発表し、自社ブランドはこれ以降ファー、アンゴラ、エキゾチックレザーを使わないと宣言しました。
Fur Free Retailerのオンラインでのリスト(www.furfreeretailer.com)は、小売業者の毛皮ポリシーに関する正確な情報を消費者に提供し、消費者は情報にもとづいて購入を決めることが可能です。
VFのGlobal Corporate Sustainability(グローバル企業サステナビリティ)部門の副代表であるLetitia Webster(レティシア ウェブスター)は、「Fur Free Retailer プログラムに参加することによって、VFとそのブランドはアニマルウェルフェアに対して真剣であるということを改めて示しています。」と発言しました。「持続可能性と自然に対する配慮はVFとVFのすべてのブランドにとって必須の価値観です。そして今後も、名高い動物権利団体や志を同じくした企業と提携し、可能な限り商業用の動物性原料の実用的な代替品の開発を促進し続けます。」とも発言しました。
認定NPO法人アニマルライツセンター代表理事の岡田千尋は以下のようにコメントしています。「日本でも人気のあるブランドの数々をもつVFがFur Free Retailerに加わってくださったことと、ファーだけにとどまらず、ファーと同じように酷い生産過程を持つアンゴラやエキゾチックレザーにも言及してくださったことに感謝します。VFはこれまでもファーを使わないブランドを多く持っていましたが、その使命がとても強いことを今回示してくださいました。認証プログラムに参加したことにより消費者はより安心して商品を手にとることができるようになるでしょう。」
VFとそのブランドは、サプライチェーン全体で動物を人道的に扱い、可能な限り動物由来の原料を取り除くための方針を実行し、行動を取り得る十分な実績を持っています。
- VFのブランドの中でも、Napapijri®はファーフリー運動の先駆者であり、2015年に初めてファーフリーを達成しました。このブランドに「Make it Better」という考え方があるように、このブランドは向上させた技術を使用した製品を消費者に提供しながら、動物由来原料を段階的に廃止するために革新的な取り組みを行ってきました。なんと、このブランドの2017年秋冬コレクションのすべての製品に、ダウンもファーも100%使用されていません。
- 2014年、The North Face®は、各ブランドが使用しているダウンのサプライチェーン全体を評価し認定できる世界的な基準Responsible Down Standard(RDS)を発表しました。この RDSはControl Union(コントロールユニオン)とTextile Exchange(テキスタイル・エクスチェンジ)と連携して開発され、現在はTextile Exchangeがこのプログラムを運営しています。今日までに、アウトドア、アパレル、家庭業界の80以上のブランドが、RDSを通してサプライチェーンの認証を開始しています。 NorthFace®は、すべての製品ラインで100%認定を受けています。
- VFのTimberland®は2005年に他のシューズブランドや皮なめし工場、小売業者と提携し、皮革工業における責任ある行動を促進するために Leather Working Group(皮革に関する作業部会)を結成しました。2016年の時点では、このTimberland®のアパレル、シューズ、アクセサリーで使用された皮革の94パーセントがLife Working Groupによってシルバーランクまたはゴールドランクに格付けされた皮なめし工場で生産されていました。Timberland®はさらに、2020年までに100 %を達成するという目標を掲げています。
Fur Free Retailerプログラム会長のJoh Vindinは以下のように語りました。「Fur Free Retailerプログラムの新たな仲間としてVFコーポレーションを受け入れることができるのをうれしく思います。ファー商業において動物たちは劣悪な環境下に置かれ、小さく退屈なケージの中で一生を過ごします。VFコーポレーションのような前向きで革新的な企業の貢献によってこの動物たちの状況は急速に変化しつつあり、ファッション業界全体の中でファーフリーが新しい水準になってきています。」
どの企業、どのブランドがFur Free Retailerプログラムに所属しているかご興味のある消費者の方は、こちらからご確認いただけます。www.furfreeretailer.com
VFコーポレーション概要
VFコーポレーション(ニューヨーク証券所のティッカーシンボル:VFC)はVans®、The North Face®、Napapijri®、Timberland®、Wrangler®、Lee®などの、ライフスタイルに合わせた衣服を取り扱う有名なブランドを幅広く所有しており、世界中の人々に商品を提供しています。1899年に設立され、今では世界で最も大きなアパレル、シューズ、アクセサリー企業のうちの一つです。数多くの地域、豊富な製品の種類、多くの流通経路をカバーしながらも、社会的、環境保護的に責任のある運営をしています。VFは消費者に革新的な商品を届けるため、また、消費者と株主に長期的な価値を作り出していくために尽力しています。
VFコーポレーションについてさらにお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
認定NPO法人アニマルライツセンター概要
アニマルライツセンターは1987年に設立され人の支配下で苦しむ動物たちを対象に、その苦しみをなくし動物たちとの穏やかな共存を目指し活動を続けています。現在は特に工場畜産の実態を知らせ啓発を行っています。ファー製品の多くが工場畜産からもたらされており、ファーの削減、その他動物性素材の削減にも取り組んでいます。Fur Free Retailer日本窓口の一つであるアニマルライツセンターは、2005年から大々的な毛皮反対キャンペーンを展開してきました。キャンペーン開始の1年後の2016年をピークにファー製品(ファー付き衣料品)の輸入量は減少しており、2006年と2016年の輸入量(点数)を比較すると81.2%減少しています。
Fur Free Retailer概要
Fur Free Retailerは、エシカルな製品を求めている消費者とファーフリー企業を結び付ける、世界をリードするプログラムです。オンライン上のFur Free Retailerリストを見れば消費者は小売業者のファーに関する政策について情報を得ることができ、買い物の際にそれらの情報に基づいて商品選択をすることができます。このプログラムは特に、企業にファーフリーになるよう奨励し、エシカルな消費者運動の精神を促進することを目指しています。20か国以上で運営されているFur Free Retailerプログラムは、Fur Free Allianceが世界中に何百万人もの支持者を持つ、40を超える主要な動物と環境の保護団体と提携して設立した新しい国際的な取り組みです。
http://www.furfreeretailer.com
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