三陽商会(EPOCA、Paul Stuart等)は2019秋冬からファーフリーに!
EPOCAやPaul Stuart、APOLISなど複数のブランドを展開するアパレル企業 三陽商会は、「2018年第3四半期累計期間決算説明今後の成長戦略について」の中で2019年秋冬コレクションからリアルファー使用禁止にすることを発表しました。*
動物の尊厳尊重の観点から、2019年秋冬商材から
リアルファーの使用を全面禁止
• 全ブランド・全商品でミンク、キツネ、ウサギ、アライグ
マ、カンガルー等の毛皮全般の使用を禁止
(雑貨や部分使いも含む)
グッチやシャネル、コーチなど多くの有名アパレル企業がこの1~2年でファーフリー宣言をしており、国際的なこのすばらしい流れに三陽商会も乗ってくださいました。日本企業としての倫理的な決断を、心から歓迎します。
また、2019年1月19日山口新聞に掲載された記事によると、ミュールジングフリーのウールを使うなどの配慮も始めているそうです。ミュールジングの有無にかかわらずウール自体が残酷であることを考えるとお薦めはできませんが、弱者の苦しみに配慮するという姿勢を高く評価します。
今後もさらなる取り組みがなされていくことに、期待したいですね!
*https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/ir/pdf/senryaku_181030.pdf