Good news! ケリングは全てのブランドで2022年秋冬からファーフリー!
ファーは「ラグジュアリーには居場所はない」とケリングCEOは述べています。
2021年9月24日、ラグジュアリーブランドを多数持ち、アパレル業界で大きな影響力を持つケリングが、全てのブランドで動物の毛皮(ファー)を2022年秋冬から使用しないことを発表しました。
ケリングは2017年にはすでにGUCCIのファーフリーを達成しており、今年もバレンシアガなどのファーフリーを発表していました。Saint Laurentなどファーフリーを明確にしていなかったブランドについても今回の発表でファーフリーになることが確定しました。
近年アパレル業界ではサステナビリティやアニマルウェルフェアを意識する企業が急増し、むしろ意識の低い企業は生き残れないという状況に来ています。このような流れを徐々にリードし始めているのがケリングです。強い影響力を持つケリングがアニマルウェルフェア、サステナビリティを強く打ち出していることは、業界全体に良い動きをもたらすものと期待できます。
https://www.kering.com/en/news/kering-goes-entirely-fur-free
ケリングのブランドは以下のとおりです。
Gucci
Bottega Veneta
Saint Laurent
Balenciaga
Alexander McQueen
Brioni
Boucheron
Pomellato
DoDo
Qeelin
Ulysse Nardin
Girard-Perregaux
続いてください
日本のアパレル企業の多くはファーフリーを明確にしていません。「いつか再び流行する時が来るかもしれない」「望んでいる消費者がいるから」、などの言い訳をずっと聞き続けています。言い訳すらせずに沈黙を通す企業の方が多いことも、非常に恥ずべきことです。
今すぐに、動物たちを犠牲にするファッションから離れてください。
企業はその方針を明確にし、そして市民に向けて公表し、社会的責任を果たしてください。