犬と猫は年間200万頭が犠牲になっている
アジアでは野良犬・猫が捕らえられ、飼育、そして殺され毛皮をはがされます。
その多くは、染められてきつね、ミンクの毛皮として先進国に輸出されます。1枚のコートを作る場合、猫なら24匹、犬は12匹が必要です。
子猫もしくは子犬の場合はより多くが必要です。
- 犬の毛皮のタグには、オオカミ、ソバキ、アジアジャッカル、グーピー、アジアオオカミ、コサックキツネ、中国アライグマ、フェイク、エキゾチック毛皮と記載されている
- 猫の毛皮のタグには、家猫(Housecat)、野生猫、katzenfelle(猫皮のドイツ語)、ウサギ、ゴヤンギ、山猫と記載されている
中国ハルピンの街中では、生きたまま吊るされ、意識がありまばたきをしていているにもかかわらず皮をはがれるシェパード犬の映像が動物権利団体により撮影 されました。猫も同様に殺され、輸出されます。
これらの毛皮は、他の動物(ラビットやミンクやフォックスなど)の毛皮だと表示されて売られています。
海外の動物保護団体HSUSの調査により、アジアでは犬猫だけで毎年200万匹が殺され、毛皮商人の間で取引されていることが明らかになりました。
フィリピンから日本に、猫の毛皮(コート、財布、ブーツ用)を輸出しようとしていた業者が1998年摘発されています。竹のかごに入れられた生きた猫が発見されており、これらの猫は地域の子供を使って野良猫を集め、猫を絞め殺す方法を教えていました。
中国での犬猫の毛皮産業 動画
さらに、2005年にはPETAの調査による中国での犬猫の毛皮生産の実態がレポートされました。
2012年のカナダの団体によるレポートです
犬猫の毛皮の輸入規制
アメリカ
2000年に犬猫の毛皮の販売、広告、輸入全てを禁止しました。犬猫の毛皮が含まれたものが輸入されることを防ぐため、Fur Products Labeling条例を定めています。
EU
EU(欧州議会)は、中国からの犬・猫の毛皮を全面的に輸入禁止になりました。
犬猫の毛皮は別の動物の毛皮して、偽のラベルが使用されているため、消費者は犬猫の毛皮とは知らずに、購入してしまっており、中国の犬と猫合わせて約2百万匹がEUへ輸出されていたといいます。
EUは犬・猫の毛皮輸入を阻止するために、違法企業に対して厳重な懲罰を与え、犬・猫由来毛皮の審査と見分けについて情報交換する目的で2006 年からこの法案の作成に着手し、2008年12月31日より施行されました。
台湾
台湾では2001年1月に犬猫の毛皮の生産、販売、食用としての売買を禁止しました。違反すると台湾300$の罰金になります。
オーストラリア
オーストラリアでは、2004年5月に税関での規制を改変し、犬猫の毛皮の取引を禁止しました。国が動いたのには、9000件の国民の意見が集まったためでした。
動物と同じ数の中国人を虐待して皮製品にすればいい!まったく売れないと思うけど!
苦しんでる者がいたら自分だと思え!
残酷な扱いを他者にしたら、次は自分がやられる
自分の番が来て「やめて下さい」と言っても、そんな虫のいいことは起こらない
他者に苦しみを与える者は、死後永遠の苦しみに落ちる