変異した新型コロナウイルス デンマークで1500万頭のミンクが殺される
2020年11月4日、デンマーク政府はデンマーク国内の毛皮用のミンクをすべて殺すことを発表した。その数、1500万頭以上。
10月から101農場約250万頭を殺す予定であったが、その決定を更に広げ、国内すべてのミンク農場のミンクを対象とした。ばかばかしいことに、殺処分を行った農家は保証金を得る。
この全てのミンクたちを殺す措置は、新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)が変異しミンクから再度ひとに感染したためである。もともとは農場に誰かが持ち込んだウイルスであると考えられるが、集約的な畜産場はウイルスの進化の温床であり、変異したことは驚くことではない。
今回の措置の最も理不尽なことは、デンマークがいまだに毛皮農場を禁止していないことである。年間1700万頭ものミンクを、また来年以降も殺すのだろうか。ファッションのために?防疫的リスクを犯しながら?
2020年1月に発表された北京大学の研究でもミンクが中間宿主である可能性は示唆されてきた。以前のSARS-Cov-1ではハクビシンとともに毛皮動物として飼育されるたぬき(ラクーンドッグ)への感染が確認されてきた。コロナウイルスでなくても、ブニヤウイルスなどが毛皮動物を介して人に感染し続けている。
毛皮、あらゆるめんで、ゼロにすべきだ。いますぐに。
日本企業は、毛皮を木綿や麻などの素材と同じに扱うべきではなく、残虐で、非人道的で、かつ自分たちの未来をも脅かし、責任をとても取り切れないものであることを認識し、ファーフリーを宣言すべきだ。今すぐに。とくに、サステナビリティ、SDGsなどを発信したいのであれば、それらの発信は消費者を騙していることになることを自覚すべきである。
*https://coronasmitte.dk/mink
*https://www.foedevarestyrelsen.dk/Dyr/Dyr-og-Covid-19/Mink-og-COVID-19/Sider/default.aspx
スペイン北東部の農家(何の農家かは不明だが、恐らく畜産農家)でも新型コロナの変異が確認されております。
それに、オランダにデンマークと、次々と変異が確認され、凄まじい数の動物達が一斉に殺処分されております。
デンマークは1080ものミンク農家があり、世界一の主要産業になっているようです。
もう、毛皮は止めるべきです。
動物食中心の食生活を改めるべきです。
でないと大変な事になり、(もう既になっているが)更なる状況の悪化を招きます。
新型コロナのワクチンが効かなくなるのも時間の問題。