株式会社ヤマヒサ様へ署名提出→販売ゼロに!
リアルファーのおもちゃの販売ゼロに
署名を提出してリアルファー付きおもちゃの廃止を求めていたヤマヒサですが、2016年2月23日に確認したところ、現在リアルファーの販売はゼロだとのこと。
以前はリアルファーが使用されていた「ニャンとも楽CHUシリーズ」も「フェイクファー」と明記されています。
ヤマヒサさん、ありがとう!
近年毛皮付おもちゃを廃止する企業が増えています。他の企業も毛皮のおもちゃを扱わないという選択をしてくれることを願います。
署名提出の報告
2014年3月24日
署名サイトchangeで行いました「株式会社ヤマヒサ: ペットのおもちゃに動物の毛を使うのをやめてください!」キャンペーンの署名4,637名分をコメントと共に提出して来ました。長井理事他1名で対応しましたので、概要を報告させて頂きます。
まず署名提出の前に毛皮反対活動や問題点を伝えるため、資料を元に説明する流れとなりました。
【説明概要】
①.アニマルライツセンターの毛皮反対活動について
②.毛皮、リアルファー製品の残酷性及び問題点
③.倫理面から毛皮を使用しない選択を
④毛皮製品廃止の動向
⑤.御社商品(Petio)についてのご質問
⑥.私たちの願い
上記の説明の中で、2005年に中国毛皮産業の実態が世界中へ発信された事が切っ掛けとなり、毛皮反対運動が開催された事。また毛皮動物の飼育環境及び殺害方法の問題をお伝えし、不快に感じる消費者が増えている状況や毛皮の取扱いを廃止する企業が増えている事を具体例を交えて説明しました。※他社ブランドに比べ、ヤマヒサ様の獣毛などの使用率は低いです。
現状、ヤマヒサ様の猫じゃらしは、主に食用のうさぎ(獣毛と表記)との事で、副産物を利用されているとのお話でした。然しながら、中国における飼育や殺害方法などの懸念を改めて説明し、そのような懸念がある事をご理解頂けたように思います。またヤマヒサ様のスタッフの中には、ペットを飼われている方も多いとの事でしたので、今回署名協力して頂いた方達の感覚と大きなズレはないと、お話の中で感じました。
最後には、やはり直ぐに廃止すると言うのは、現状の仕入れルートやコストなど、様々な面から難しいとの事でしたが、将来的には削減する方向で前向きにご検討頂けるとの話もありました。
これまでの毛皮反対運動と大きく違うと感じる点は、まず毛皮問題を知る人が明らかに増えた事です。それにより様々な方法(店頭、アンケート、mail、電話)で伝える消費者が増えて、毛皮製品の消費量も減少したのではないかと推測します。結果、消費者意識が変わり、小売りが変わり、メーカー・ブランドが変わる・・・とても理想的な良い流れが生まれつつあるように思います。
2件のフィードバック
[…] 近年毛皮を廃止する企業が増えています。 2015年7月にラグジュアリーブランドの HUGO BOSS が毛皮廃止を宣言しました。続いて2016年3月にはアルマーニが、2017年10月にGUCCIが毛皮を廃止した時はTVニュースや新聞記事でも取り上げられ話題となりました。 日本企業においても、アシックス、福助、通販のフェリシモ、無印良品、ユニクロなどといった企業がすでに毛皮販売を廃止しています。本物の毛皮ではないエコファー(フェイクファー)は国内のファッション誌でも取り上げられるようになり、今ではエシカルファッションとして多くの人の支持を得るようになっています。 「ねこじゃらし」などのおもちゃに使用される毛皮においてもこういった動きが拡がっており、全国1000店舗を展開するツルハドラッグは、2014年に「今後、毛皮付き商品を仕入れない」と明言しました。またアニマルライツセンターが2014年に毛皮付きの「動物のおもちゃ」の販売廃止を求めて署名を提出したヤマヒサ(ペットケア事業部Petio)も現時点で毛皮付き商品の販売をゼロにしてくださっています。同じくアニマルライツセンターが要望していたホームセンターのコーナンも2016年に自社ブランドにおける毛皮付き商品を廃止することを約束してくださいました。 […]
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